2016年9月30日金曜日

帰国しました


無事9/28(水)夜にロスより帰国しました。早くにブログに載せたいとは思っていたのですが、1週間も留守にすると、その後書類やメールの返事などに忙殺され、とても時間が足りない状況が続いていまして・・・これは海外出張の後は毎度のことなので、海外に行くのが楽しみでもあり恐怖でもあるというのが正直なところなわけですが。しかも私は時差ぼけに弱く、さらに海外の食事はまず3日で嫌になってしまうので、まああまり海外出張仕様の体質ではないんですよね~。

今回も行ってから初めの2日間は時差ぼけで12時に一旦寝つくものの2時位には起きてしまい、あとは寝られない状態でしたし、帰ってからの方は若干楽だったのですが、それでも帰った日は全然寝た気がしない状態でした。今日になってやっと完全復活した次第です。食べ物も、肉→中華→肉→中華→シーフード、となったわけですが、肉のでかさと歯ごたえにあごは疲労するし、中華・・・と言ってもチャーハンを頼んだところ、こんなのが出てきて、どう見ても5人前くらいのボリュームでしたよ。この日は一人で食事をしたので1/3も食べられず力尽きました。



 

発表の方は、渡米前に3週間必死のヒアリングをしてから行った成果が・・・全く出ませんでした。アメリカ人は早すぎます。さすがに耳関係の演題は専門なので、スライドを見ながら単語単語を集中して聞き拾っていくと、そこそこは理解はできるものの、その他の演題は完全にお手上げ状態でしたし、街の会話も聞いたことがない言語と化してしました。まあ幸い発表自体はすんなり終わり、質問がなかったのであまり恥ずかしい思いもせずに終わったわけですが。
自分の発表が終わってこんな感じで机に座り、最後にまとめて質問タイムという形式でした。
私の後に発表していたのは自治医大の先生です。



もちろん隙間で多少観光もしたので、また時間があればその話もしようと思いますが、本日はここまでということで。

2016年9月20日火曜日

近大・山内先生


今回近大外来で私の助手をしていた先生・・・山けん先生ではなくて、あれ?と思った方がいるかもしれません。その代わりに付いていたのは山内先生という先生です。山内先生、今年の4月から近大で働いているのですが、実はそれまでずっと札幌医大で私と長いこと一緒に働いていた先生なのです(さらに言えば弘前時代から一緒です)。非常に優秀な先生でもうすっかりベテランの先生なのですが、家の事情で大阪に異動する必要があり、泣く泣く送り出したわけです。

 

彼は小耳症自体の執刀はしていないので、まだ未知数ではありますが(と言ってもさんざん私の助手はしてきましたが)、技術はしっかり持っていると思います。そしてその他の耳の疾患・・・例えば埋没耳、立ち耳、副耳、外傷による変形、その他諸々に関しては十分経験を積んでいます。もし身近で耳のことで困っている方がいたら、間違いなく彼はお勧めです。彼は患者第一の考え方で治療法を選択しますし、技術も確実なので信頼できます。

 

ちなみに、小耳症の術後の管理についても完璧なので、関西の方で、急な問題、例えば耳が腫れたとか、ワイヤーが出たとか、何かの折には彼のところに駆け込んでください。もっとも彼が外来に出ている日は限られているので、きちんと病院に問い合わせた上で受診ください。


さて、先日お伝えした通り、私は木曜からロスに行ってきます。英語ストレスで一杯です!





山内先生はこんな人です



近大外来無事終了


近大の外来つつがなく終わりました~!

今回はこれまでにないほどスムースに進みました。一つには皆さんが時間厳守できっちりお越しくださったこと、二つには傷のトラブルの処置等が殆どなかったこと、三つには秘書の菊地さんが完璧に連絡、手配を行ってくれたこと、に尽きます。皆様にはご協力ありがとうございました。外来看護師もあっけなく終わって拍子抜けという感じだったので、来年も外来使えると思います。そして私は同日の飛行機で札幌に戻り、無事入院患者の処置もすることができました。


昨年、去年と私は堺に泊まったのですが、朝の散歩で寺街を歩いたり、仁徳天皇陵などの古墳群を散歩することもできました。寺街としては、妙國寺というお寺があるのですが、ここは信長が移植を試みたというソテツの木、またはフランス人を殺傷した罪で土佐藩士11人が切腹したことなどが有名なのですが、実は本能寺の変の時に徳川家康が宿泊していた寺でもあるのです。徳川が命からがら伊賀越えをして三河に逃げ帰った事件・・・(今真田丸を見ている人は、あ!と思うかもしれません)は歴史好きの人には有名な逸話です。中には入れませんでしたが、お寺を見ながらそういう時代を空想するのは楽しいものです。


妙國寺外観

一方仁徳天皇陵を初めとする前方後円墳については、周囲から見てもただの堀と小山でしかないので、不完全燃焼になります。こういう時はドローンでもあったら楽しいかもしれないですね。




これは履中天皇陵拝所



 

一応堺市役所の21階の展望室にただで行けるとあったので、行ってみたのですが、やはり形は全くわからなかったです。ただ、仁徳天皇って、そもそも空想を超えた昔の時代の話になってしまうので、あまりぐっと来ないんですけどね。

市役所展望ロビーから
中央の緑が仁徳天皇陵


 

2016年9月8日木曜日

今月末ロスに行ってきます!


今月22-28の1週間ロス!に行ってきますので留守になります。ロスと言えば勿論ロサンゼルスのことですよ!昔私が外来をやっていた時に、同じ医学部の同級生だった女性がお子さんを連れて受診してきたので、久しぶりだね~と言ったら、ええ、ロスに留学に行ってたので、と言われ、え、ロスって、ロサンゼルス?と聞いたら、当たり前でしょ!と言われてなんだかすごくカチンときた記憶が! ということで私もいつかロス!と言おうと思っていたのですよ。


いつものことですが、英語の発表はかなり私にはハードルが高く、テンション盛り下がってます。発表だけなら原稿作って読めばいいだけですが、とにかく質疑応答がね~・・・だって何質問されてるんだかわかんないし、わかったとしても返事の言葉がでてこない典型的なジャパニーズですからね。特にアメリカはだめですよ。ヨーロッパとかであれば、質問する方も、通じていないのがわかるとゆっくり話してくれたり、言い換えてくれたりと優しいのでまだ対処もできるのですが、アメリカ人は英語ができないとやたら冷たいんですよ。

昔アメリカのナッシュビルに講演に呼ばれて行ってきたことがあるのですが、質問がだらだら長くて何言ってるのか全然わからなくなって玉砕して帰って来たという苦~い思い出があるのです。結局その長~い質問に対して私が発した答えはparhaps! 以上・・・アメリカはそれ以来(ハワイは別物ですが)二度と行くもんかと思っていたんですが、ついに機会が来ちゃいましたよ。アメリカの形成外科学会なのですが、これは日本からの演題はなかなか採用されなくて、通常ポスターでの採用になるのですが、今回スピーチで採用になっちゃったもんで、まあ名誉なことではあるのですが、また玉砕しそうだな~😢

ということで、先週から英語の勉強始めました。付け焼刃ですが、それでもやらないよりはまだ精神衛生上いいかなと。でもなんでこんな簡単な英語が聞き取れないんだろうと落ち込みの日々です・・・今学生の方たちは、高校生レベルの英語で十分なので、それを今後維持することが重要だと思いますよ。いつ何時必要になるかわからないですからね。
と人に忠告しているよりも、まだ発表の原稿もスライドもできてないことが一番の問題かもしれない・・・

 
山シリーズで来てたので、今日は道南の駒ケ岳という感じで!


2016年9月6日火曜日

無事放映されました



実際に放映されたときはちょうど処置中だったので、帰ってから録画で見ました。私自身も実際の映像を見て始めて中身を知るわけですが、昨日の放映は、盛りだくさんの映像をぎゅうぎゅうに詰め込んだ感じでした。記者さん相当頑張って編集したんだと思います。かなりの日数を使っての撮影だったので、どうしても出したい映像が多かったんでしょうね。叶君の総集編的な纏めはとてもいい感じだったですよね。
傘をさしての私の通勤風景の白いジャケット姿、実は未来シアターの時は思い切りカットされたので、今度こそ採用されて良かったですよ。こうやって見てもそんなにやくざっぽくはないと思うんですけどね~。まあお世辞にも爽やかとは言えないですが。
居酒屋は私のお得意先の窟(くつ)というお店です。かなり前にもお伝えしたことがありますが、この店は医大のすぐ近くにあるので、入院のご家族の方はぜひご利用ください。多国籍料理でなんでも美味しいのですが、特にここのあんかけ焼きそばは絶品です。私のお勧めで来たとマスターに言えば、何らかのサービスがつきますよ。でも、ビール飲んでる姿は放映しなくても良かったかな~という気も。赤い顔したおっさんがクダ巻いてるだけ的な・・・
それでも映りたがっていた子たちは大体はトランプシーンのところでちゃんと顔出てましたので。
いずれ長編としてまた日の目を見ることがあるとは思うのですが、どういう形でどうなるのか未定です。
ちなみに撮影風景はこんな感じ。

こちらは窟で料理の撮影中。女性が今回ずっと担当していた記者さんです。