2020年5月25日月曜日

6月からの手術について


北海道は未だコロナがくすぶっていて、油断ならない状況ではありますが、昨日、一昨日の人数増は、一施設でのクラスターが主で、感染経路不明の方はかなり少なくなっているようです。
そして、緊急事態宣言が解除されましたので、道外の方は2週間病院に入れないという制限がなくなります。様子を見ながらではありますが、宣言通り6月から手術を始めます。ただし、当分の間は万が一の危険を減らすため、付き添い、面会に関しては以下のように制限させていただきます。

・入院前に体調不良、発熱等認めた場合は、病院には入らず、病棟、または外来に電話し、主治医に対応を求めること。
・入院後に上記症状が出現した場合、個室で待機いただき、PCR検査等行う(手術日程をぎりぎりで組んでいるため、手術が受けられなくなる可能性があります。)

 
・入院患者の外出、外泊を禁ずる。

 ・原則として、他の入院患者への影響を極力減ずるため、病棟内への家族の出入りを禁じる。
【例外事項として】
・入院当日等で、主治医、看護師からの説明を必要とする患者家族に関しては、必要最小限の時間のみ病棟内にいることを許可する。ただし、所用が済んだら速やかに退出すること。

・手術当日および術後23日で、患者が自力歩行困難で、かつ保護者の同席を要すると思われる患者に関しては、保護者(原則として1名)のみ面会時間内での同室を認める。

・患者が自立したのちは、創処置時のみ立会い(前日におおよその目安の時間をお伝えします)、主治医の説明を受けることが可能。患者との接触はこのタイミングで必要最小限で、デイルームで行うこととし、病室には立ち入らないこと。

  *ご家族は病棟入り口のカンファレンス室で待機し(各自距離を置いて待つこと)、前の順になったら家族が処置室前で待機、説明を受けたのちは速やかに病棟外に移動すること。処置は手術順に行うため、家族間で連携して対応ください。

*ご家族はまだ札幌市内での感染の危険性を考慮し、極力人込みなどを避け、また飲食店の利用にもご注意ください。

*外来再診を延期されていた方たちへ
水曜で予約を取りますので、私宛に受診希望日をご連絡ください。午後の予約枠がかなりぎゅうぎゅうに埋まっているので、可能な限り午前中での診察をご検討ください。

2020年5月19日火曜日

まだはっきりはしないのですが・・・


コロナもう出るなと願いつつ、北海道の新規感染者数に一喜一憂の状況が続いておりますが、ようやく昨日今日と札幌は1人だけとなっているので、今月一杯か、悪くて来週中には緊急事態宣言が外れるのではないかと期待しております。したがって、まだ私が断言できる状況ではないものの、とにかく私自身の中では6月から予定通りいくつもりでおります。もう少ししたら、面会等含めどのくらいまでの動きが可能かなどに関しても病院長とも相談して、対応を決めていきたいと思います。



入院予定の方へ

くれぐれも体調に気を付けてお過ごしください。また、万が一風邪も含め、熱があったりした場合、こちらも対応が大変なことになりますので、そういう場合はとにかくご連絡ください。必ず後日また日程調整しますので。

また、もう一点お願いです。病床数が減らされており、ベットが回らなくなる状況が予想されます。術後、傷がある程度安定した方は、退院いただき、自宅に戻っても大丈夫というところまでは、近隣のホテルなどから通院という形を取っていただきたいと思いますのでどうぞご協力ください。



手術が延期になってしまった方々へ

申し訳ありませんが、隙間が見つかれば随時ご連絡していきますが、8月まではあまりそういう枠が見つかりそうになく、できる限り9,10月で、難しければそれ以降で調整をしていくことになろうかと思います。もしここの日程だけは無理、という特別な事情がありましたら、今のうちにご連絡いただけますか。

2020年5月10日日曜日

一応現在の状況について


 みなさん息をひそめるようにGWを過ごしてこられたことと思います。おかげでコロナ発生数はかなり減ってきており、今後に期待ができる雰囲気が感じられてきました。一応このままで行くと6月から通常通りとまではいかず、面会や行動には種々の条件がかかるものの、ある程度予定の通りで手術も進められるのではないかと期待しております。が、あくまでまだ私の希望的推測であり、今後の状況次第です・・・

 北海道第2波でわかる通り、当分は油断をするとまた元の木阿弥となる可能性が高く、そうなるとガタガタと予定が崩れていきますので、ここで一気に浮かれ気分の人が増えるのはまずいです。解禁の部分がこれから増えていくと思いますが、飲食店やクラブやジムなど、クラスター発生の母地となりそうな場所の解禁や、観光旅行とかもまだ早いと思うんですよね・・・。

 6月以降の手術予定の方は、だめになる可能性も頭の片隅に入れつつ準備いただければと思います。手術がすでに延期になった方々に関しては、隙間を見つけ出して一人ずつ調整して入れていこうと思っておりますが、病院自体の手術規制もベッド制限も続いており、優先順で言うと不急ではない手術なので、まだタイミングに関してははっきりしたことが言えません。ベッドが見つかりそうになったら随時ご連絡をしていきますが、全員の手術を予定するにはかなりの時間を必要とします。申し訳ないですが、しばらく時間をください。

 私自身は臨床が減って少し時間ができたので(と言ってもコロナのおかげでいろいろ余計な仕事も増えましたが)、GWは引きこもりするしかなかったですし、何もしないと時間が勿体なさすぎるので、これまでなかなか時間がなくてできなかった論文執筆、データ整理、講義や学会発表の準備などなど、みっちり仕事してました。ほぼずっとPC相手に朝から夜中まで仕事をしていたので、首と肩にかなりのダメージが蓄積して来てます。

 それにしても、結局本来なら最初から水際で止められたものを、中国に気を使い、オリンピックに気を使い、遅きに失した緊急事態宣言!経済活動を止めるわけには・・・なんて誰に気を使っているのかわかりませんが、最初にびしっと2週間国民全員引きこもりさせていれば、ここまで多くの感染者や死亡者を出すこともなく、とっくに終息していたはず。そのほうがよほど経済のダメージも最小限にできたでしょうに。今になってもアベノマスク・・・いらないですが・・・も来ないし10万円も来ないし、国はまだ何一つ形になることができてない。実際に頑張っているのは都道府県であって国ではない。国って実際に緊急事態になると何にもできない無能な集団だということが今回のことで浮き彫りになってしまいました。実にならない議論だけで何の役にも立たない国会議員って役職は本当に必要なんでしょうか・・・復興税だってどうせ一部の人だけ得をするばらまきの金として使われているだろうし、今回のことでコロナ税なるものを作ってさらに負担を増やすことは目に見えてますし、腹が立つことばかりですね。