2022年2月2日水曜日

今後入院、外来受診予定の方への心からのお願いです

 

先日、入院時の抗原定量検査で付き添いのお母さんが陽性となったため、本人も濃厚接触者ということで、手術が中止になった事例がありました。実はその10日ほど前にお母さんは陽性だったそうで、もう治ったとの自己判断で強行された結果です。

そのタイミングでキャンセルになっても別の方を入院させる時間もなく、一人分手術できる枠を無駄にしてしまいました。

陽性とわかった時点で事前にご相談いただければ、無駄に札幌にお越しになることもなく、どこか別の日程で手術枠を調整してあげることも可能だったと思います。

これから入院される方は、とにかくおかしいと思ったらすぐにご相談ください。一度延期となっても何とか別日程を考えますので。

また、外来受診の方も同様です。新患予約枠を取ってもらえたので、症状はあるけどそんなにつらくないから受診しよう、濃厚接触者だけど症状がないから大丈夫だろう、などと安易な気持ちで強行しないようお願いします。ご連絡いただければ、必ず別日に振り替えて時間作りますので。

私自身も絶対に手術を止めないために、徹底した行動制限を続けていますが、万が一私が濃厚接触者になってしまったら、手術が当分ストップしますので、手術が予定されていた方々、受診の予約をしている多くの他の外来受診者の方にご迷惑をかけることは勿論、結果的にご自身の手術にまで影響を与える可能性があります。

勿論この状況ですから、いつどこで罹患してもおかしくはないので、自覚症状なく、全く悪気のない状況であれば、それは責められるものではありませんが、自分勝手な判断や、悪質な隠匿をされた場合、その方の手術はお受けしませんので、そのつもりで賢明なご判断をお願いいたします。