2017年3月23日木曜日

送別会シーズン



 当科でも春から出ていく人、戻ってくる人、新しく来る人・・・色々な方の異動の時期となりました。この1年近畿大学から応援に来ていただいていた先生もこの春に戻るので、先日送別会をやりました。
 教室からは、各シーズンに札幌クラシックビールが定期的に発送されるというサービスがあると知っていた先生から提案があり、それはいつまでも北海道を忘れないでいただけるので、趣旨として非常にgoodだろうとのことで、その目録を贈呈。
 私からは個人的にこれからも兄弟分として仲良くやりましょうという気持ちで、写真のシャーボを送らせていただきました。
 今時当日中にこうやってネームを入れてくれるのですが、ネームの受付嬢に、ネーム入れお願いしますとにこやかにお願いしたところ、はい、なんとお入れしましょうか!と元気に返事が返ってきました。しかし、私が読み上げた“形成会 四ッ柳組“という言葉を聞いた途端、急に無表情になり、はい、わかりました、と淡々とネームを打ち始めたので、う~ん、これは誤解されたかも、と思い、あの~、この組実在しませんので~・・・と一応お伝えしたところ、あっ、そうですか~とまた愛想が良くなっていただけました。



 今年処置の時にいつも手伝ってくれていた大沼先生も1年間函館の病院に修行に出てきます。今年なついた子供たちは、彼の姿が見れずにちょっと寂しいかもしれませんが、来春にはまた大学に戻ってくると思いますので。
 ちなみに先日北海道新聞で電気あんかの危険性についての啓蒙の記事が掲載され、彼の顔写真も載りました。というのも電気あんかの爆発でやけどを受傷した方の主治医だったので。その患者さんが当院の救急救命センターに搬送され、大沼先生に呼び出しの連絡があったわけですが、その時のセンターの担当医師からの電話。
 あの~、電気あんまでやけどを受傷した方がいるので来てください!とのこと。電気あんまと言えば、いわゆる小中学生の時に男子限定で流行った、あの危険なやつですよね・・・。それを聞いて混乱した大沼先生、え、電気あんまでやけどですか?と聞き返したところ、はい、電気あんまです、と返事が来たので、これは直接診に行った方が早いと思い、診察に行ったところ、電気あんかだった、というわけでした。
 センターの先生の頭の中ではもう電気あんましかインプットされてなかったのでしょうね。しかし、電気あんまでやけどするって、どれだけ激しいやつなんだと、考えただけでびびります。







2017年3月2日木曜日

近況方々


ようやく厳しい寒さも緩み始めてきた感じがします。札幌でも日中は0度を超えるようになってきましたよ。と言っても相変わらず夜には道路が凍結してスケートリンクと化していますし、週末にはまた寒さが厳しくなるようですけどね。すでに春シリーズが始まっていますが、今のところあまりぎゅうぎゅうではありません。来週から本格化して来る感じですね。

 

しかし、ちょっと困った問題がおきまして、退院も近くなり、外出外泊がOKになった方・・・恐らく外でもらったと思われるインフルエンザで熱発!幸いもうすぐ退院予定でもあったので、即日退院していただきました。私の方でも長い入院生活に対して、ご褒美的に、ある程度傷が落ち着いたら外出OKを出してきたわけですが、もしインフルエンザを病室に持ち込むと、入院の方たち全員が大変な被害を受けてしまうことになりかねません。タミフル予防投与等の対応も、接触の多かった方にはしていただかないといけなくなります。せっかく体調に気を付けてやっと入院!という方に、もし移って手術延期になったりしたらもう目も当てられませんし、病棟にはご高齢の患者もいらっしゃるので、命の危険につながる可能性もあります。同日、たまたま耳の疾患ではないものの、別の病棟に入院していた私の患者のお母さんがインフルエンザで、手術後の患者に移ってしまった方もいて、どちらの病棟もてんてこ舞いでした。

こういう問題はインフルエンザに限った話ではなく、少し前にもノロウイルス騒ぎがあったりして、とにかく病気の持ち込みは当事者にとっても他の入院の方にとっても大きな痛手になってしまいます。付き添いのお母さんたちで、ちょっと体調が思わしくない、とか、ちょっと風邪気味、とかがあれば、どうぞ来院に関しては必要以上に慎重になっていただければと思います。また、この時期は入院中の外出外泊はできるだけ避けていただき、場合によっては退院後2,3日札幌に滞在し、外来または病棟処置の時間に傷の確認に来るなどの対応をお願いできればと思います。

 

そして、今年の夏の入院はすごい人数になってしまうので、今から日程を頭の中で調整し始めております。予定している皆様にご連絡するのはもう少し先のことになりますが、今のうちに重ねてお伝えしておきますと、皆様に連絡を一旦始めると、あっという間に予定が決まってしまい、ほぼ変更が困難な状況になります。来年度の予定がはっきりしていない方もいらっしゃるでしょうが、もしどうしても行事等で避けてほしい日程がある方は早々にご連絡ください。もちろん休みにかけられる方の人数は限られていますし、希望にこたえられないことが多いかもしれませんが、夏前半から夏後半に移動するなど、可能なこともありますので。すでにご連絡をいただいている方の希望は把握しているつもりですが、ご心配な方はダメ押しでメールをくださっても結構ですので。

 

写真は先日私の予備校の寮仲間で集まったときの一枚。まあ35年ぶりの顔もあり、最初は頭の中で、このおっさん誰よ?と思ってしまいましたが、まあ懐かしい話で盛り上がりました。私は同窓会なるものには一切出ようと思ったことがないのですが、予備校の寮時代に関して今でも非常に懐かしく、呼ばれてついつい参加してしまいました。この時もメンバーは開業の歯科医2名、内科医1名、銀行から企業の出向中1名と計5人でした。中の1名は昔と全く変態度が変わっていなくて逆にびっくりでしたよ。