こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。本当は私は今頃名古屋で開催中の形成外科学会総会に参加し、小耳症セッションのシンポジウムで座長と発表をしているはずだったのですが、この状況のため残念ながらウエブ発表とし、座長は辞退し、大人しく大学で勤務中です。
多少コロナ患者が減少傾向となってきた印象がありますが、来月からは東京でもGo Toトラベルが始まるかもしれず、今度は第3波が来る可能性も高いと思われます。
この状況の中、一人でもコロナ陽性の方が病院に入り込むと病院全体の機能が麻痺してしまうので、当分の間は付き添い制限等の制約が続きます。以下に現在の入院時の対応について、提示しますので(入院が決まった方の入院案内に入れているものです)、入院を今後予定されてる方はご一読ください。現在12月までの日程は決まったところで、今1月分の調整をしてるところです。春希望の方に関しては、そのあと随時ご連絡していきますので、もう少々お待ちください。
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コロナウイルス感染予防対策について(北9階病棟)
令和2年8月19日現在
入院前・入院当日について
・入院日から遡って2週間以内に患者・同居家族が、発熱や上気道症状(咳嗽、鼻汁、咽頭痛など)、味覚・嗅覚障害など新型コロナウイルス感染症を想起するような症状がある場合やそのような症状のある患者と濃厚接触した場合は下記へご連絡ください。
・入院当日は必ず熱を測ってください。37度以上ある場合は、来院せずに下記へご連絡ください。
▶連絡先 札幌医科大学附属病院 📞 011-611-2111
北9階病棟に電話を回してもらってください
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・病棟窓口で体温を測定し、発熱がみられた場合には入院できない場合があります。
入院患者と付き添う方へのPCR検査実施について
・北海道外からの入院の方に関しては、入院患者・付き添う方にPCR検査を実施することとします。
・PCR検査の金額はかかりません。(病院で負担します)
・ただし、病院で対応できるPCR検査数には限界があるため、付き添う方は1名のみとしてください。
・入院中に付き添う方が一度北海道外のご自宅に戻り、また北海道へいらっしゃるという状況も避けていただきたいので、基本的には同一者が北海道内にご滞在いただくか、やむを得ず北海道外に出る場合は再度PCR検査を受けていただきます。(※PCR検査は平日しか対応できません。)
▶▶PCR検査を受けるための手順
・ご入院時、付き添う方の保険証もお持ちください。
・当日は、病院1階で入院手続き終了後、入院患者と一緒に付き添う方も病棟にお越しください。
・体温測定・体調確認後、PCR検査を行います。
・PCR検査後、結果が出るまで、入院患者は各病室でカーテンを閉めて待機いただきます。付き添う方は宿泊施設等に戻って待機ください。
面会や入院時の対応について
当院は4月10日より面会を全面禁止としています。1Fなどの他の場所で会うことも禁じます。ただし、北9階病棟では小児の入院患者が多いことを配慮し、以下のように取り決めたので遵守いただくようお願いいたします。
・手術当日~術後数日間で医師が必要と判断した場合のみ、面会時間内での必要最低限の付き添いを認めます。
・入院当日や手術等で、主治医・看護師からの説明を行う場合はカンファレンスルーム又はIC室(説明などに使用する部屋)を使用します。付き添う方は、手洗い・消毒・マスクの着用を徹底してください。病室への出入りは禁じます。所用が済んだら速やかに退出してください。
・創の状態の説明や処置の指導を受ける時に処置室へ入室いただくことは可能です。この際、家族はカンファレンスルームで待機することとし、前の順になったら処置室前で待機ください。処置は手術順に行います。また、患者とのコミュニケーションはこのタイミングを利用し、デイルーム等にて短時間で済ませるようにしてください。
※処置の時間については、前日におおよその目安をお伝えします。
・入退院に関する相談は、病棟看護室窓口前で対応いたします。
・入院生活に必要な物(洗濯物や差し入れなど)を渡すときは、看護室窓口で看護師に渡すようにしてください。
・入院患者の外出・外泊は禁止です。患者本人は基本的に病棟内にいて、病棟外にでることは極力控えてください(売店、受付近辺にはできる限り近寄らないこと)。デイルーム等では集団で話しをしないようご注意ください。
・乳幼児の場合と医師が必要とした患者の付き添いは可能です。付き添う方に感冒や発熱などの症状がないのが前提です。付き添う方の交替がある場合は、看護師に申し出てください。
気を付けていただきたいこと
・もし院内にウイルスが入り込んだ場合、手術はすべて中止になります。加えて、医師が濃厚接触者となってしまった場合、すべての診療が中止となります。大勢の方に迷惑がかかりますので、くれぐれも念頭におき行動してください。
・自分がすでに感染源となっている可能性、他のご家族が感染源となっている可能性があると思って行動してください。
・付き添う方は病院外の行動においても人の多いところへの外出を極力避け、院内発症・院内感染の危険性の回避に全力を尽くしてください。
・その他判断に迷う場合はまず、主治医・看護師に相談の上行動してください。
以上、ご協力お願いいたします。