さて、唐突に奈良県立医大に異動すると出したので、驚いた方が多いかと思います。
この話は前から温めていたようなものではなく、昨年後半に急に浮上してきたものです。
元々は、あと2年で札幌医科大学退官のため、そのあとどうしようかな~と考えておりました。これまでいくつか話がないわけではなかったのですが、私の理念、イメージとマッチしない部分が多く、また、合併症を有する子の場合、安全性の維持のためにも、協力科が充実していることが大切なので、慎重にならざるを得ませんでした。また、冬の交通の便の問題も毎年頭を悩ませるところではありました。
奈良県立医大の理事長(本年3月で退官予定)の細井先生は、次々と策を出して奈良県立医大の価値を高めてきた凄い先生ですが、耳鼻科の前教授で、軟骨伝導補聴器を開発したことでも有名な先生です。その関係で私の名前も知っておられたようですが、昨年たまたま研究会でお会いした折に話をさせていただいたところから、一気にこの話が現実化しました。非常に有難い光栄な話と思っております。
ただ、全く馴染みのない場所で、なにもない状況のところで、一から立ち上げないといけないので、苦労する部分も多いかと思います。退官して悠々自適な生活を選択したい気持ちもないわけではなかったのですが、これだけ多くの方が受診くださっている中でその選択はするわけにもいかないな~という訳で。幸い、特に任期の制約などは言われていないので、実績をきちんと出していければ、元気なうちは継続できると思います。
名称の通り、「小耳症 かたちと聞こえのセンター」なので、形成外科と耳鼻科の協力体制で治療が行われることを目標としており、これは国内唯一の施設となります。これまでは、小耳症の方は、札幌が聖地だったと思いますが、これからは「そうだ、奈良に行こう!」が合言葉になるよう鋭意準備していきたいと思います。そして、いずれ私がリタイアしても、後続の先生たちがセンターを継続してくれるような土台作りをしますので、何歳で受診しても、小耳症の方は奈良に行けばベストの対応ができる施設にしていきたいと思っています。
2027年2月までの奈良の外来は、私の手術を受けた術後の方限定です。受診に当たり、受診希望患者全員の診療情報提供書を作成し、事前に送らないといけないので、駆け込みで直前に受診希望とか、初診を今年奈良で診て欲しい、という要望にはお答えできません。
(詳しくは後日HPでご案内いたしますので、確認してください)
(詳しくは後日HPでご案内いたしますので、確認してください)
2027年4月以降の診療に関しては、現時点では手術日や外来の曜日等決まっていないので、はっきりしたら順にHPでご案内します。
なお、2027年4月以降に手術予定の方は、手術は奈良で行うことになりますが、従来通り1年前検診は札幌にお越しください。
