先月行った日本耳介再建学会の報告です。この前に報告した日本耳科学会は耳鼻科の学会で、この学会は私が毎年主催している形成外科医の学会です。今年は11/24,25に行ないました。学会HPに実際の内容の詳細が記載されていますので、そちらを見た方がよりわかるかとは思いますが。
初日はライブサージャリーで、小耳症の中では最も難しいタイプの一つの生え際の低い小耳症の手術を行いました。しかし、そもそも小耳症手術自体数多くやっている先生は少ないので、このタイプとなるとますます経験も少なく、見ても大変そうだなあ・・・というところで終わってしまったかもしれません。ちなみに耳会と言えばすっかり雪が恒例となってしまっているのですが、前日までは非常に穏やかないい気候だったのに、今年は初日ライブサージャリーを終えて会場に向かおうとしたらわさわさと雪が降っており、皆さん頭に雪帽子をかぶっての移動となってしまいました。幸い皆さん次の日も元気にお越しになったので(飲み過ぎで体調不良だった先生に関しては大目に見てあげるとして)良かったのですが。
先日紹介したように、ウクライナのオレクと台湾もアンリも駆けつけてくれて、なかなか国際色豊かな学会となりました。恒例のメンバーに加え、新しい参加者も増えたので、お互いにコミュニケーションをとるのにちょうど良い規模かなと思っています。学会代行会社等に依頼していない手作りの学会なので、あまり参加者が増えると厳しいんですよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿