2018年4月9日月曜日

今週の予定

明日より福岡で形成外科学会総会があり、今週一杯はメール等いただいてもあまりお返事ができないと思いますがよろしくお願いいたします(例年なぜか出張になると俄然メールが一杯来るもので・・・)。一応メール内容は見れますので、緊急の内容に関しては返事できるかと思います。


ちなみに今年の夏シリーズ65人に、日程のご連絡をすでにしたつもりですが、万が一私には来ていない!という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。入院案内等はすでに前半戦の方達には送りましたが、まだ来ていない方達には、来週準備しますので、しばしお待ちください。


業務連絡でした!

2018年3月8日木曜日

病棟非常事態宣言でした


 先々週から先週にかけて、札幌医大病院全体がインフルエンザの流行で大騒ぎになりました。我々の病棟にも何人か発生したため(幸いお耳患者には出なかったものの)、人の出入りを制限する閉鎖病棟の扱いとなり、いくつかの病棟が同様の状態となったため、多くの方が入院させられない事態になりました。他の患者さんたちは入院延期となる方が続出しましたが、手術患者は優先して入院させるという病院の方針と病棟看護師の必死の調整で、何とかぎりぎり私の患者は入院、手術が回せたものの、他の病棟への入院にならざるを得なくなりました。そうなると処置の道具やスペースが他の病棟にあるわけもなく、かと言って出入り制限があるので我々の病棟処置室に連れてくることができない、ということになるので、傷の管理から手術前後の説明まであっちに行ったりこっちに行ったりと、我々も大変な状況で対応せざるを得ませんでした。今週になってやっと収束し、今日からみな我々の病棟の方に戻ってくることになりました。



 

また、同じ時期になりますが、2週間ほど、Kim とLeeという二人の韓国の医学生が勉強に来ていまして、朝から晩まで英語での会話、かなりきつかったです。でも彼らは非常に優秀な成績の学生らしく(学年トップと4番らしいです)、非常に熱心で真面目で、しかも我々の拙い英語を良く理解しようとしてくれたので、英語の苦手なうちの先生たちも、壮絶な英語ながら、なんだかんだ会話をしていて、意外と友好関係が成立してました。うちの女医さん、片言の英語とドラマで覚えた韓国語のちゃんぽんの合わせ技で力づくの会話をしていて、言葉に詰まると、イエ~イ、オーケー、と言って全て乗り切っていたので、こいつすげ~!と我々の方が感心していました。彼らも休みの日には登別の温泉に行ったり、ジンギスカンを食べに行ったりと、かなり楽しんでいたようですし、我々も良い刺激になりました。しかしやはり日本の英語学習、何とかならないですかね~。この時期何人か高校卒業前後の、英単語力が最も強い子たちが何人か入院していたので、会話を勧めてみたのですが、処置室では全員無口でした。これは彼らのせいではなくて、どう考えても日本の教育システムの問題だと思います。


向かって右がLee,左がKim
どちらもかなり優秀でしたよ~!
 そして、先週の北海道の暴風雪!なかなか荒れましたね~!もうさっさと春になって欲しいものです。歩道はいまだアイスバーンのところも多く、冬仕様の靴でない方はかなり悪戦苦闘していることと思いますが、くれぐれも転倒骨折などに至らないよう慎重にお越しください。

私の車は一瞬でこんなことになっていました!

2018年2月20日火曜日

実は沖縄に行ってました






 最近ブログが更新されていないと何人かの方からご指摘をいただいてしまいましたが・・・はい、さぼってました。すでに雪まつりも終わりましたがまだ札幌は真冬ですよ。先々週になってしまいましたが、雪まつりの風景を。祭り期間中あえて人ごみの中に行く気もしないですし、あえて寒い中歩きたくもないので、これは朝のジョギングで通りかかりがてらに撮ったものです。この時期は、入院前に観光を、ということで街に繰り出す場合には、インフルエンザを移される可能性が十分ありますからご注意くださいね。今年も一人インフルエンザで手術が延期になってしまった方がいますしね。残念ながら退院直前の外泊も冬はご遠慮願ってます。ウイルスを持ち込まれてこれから手術の方に移ったりしたら洒落にならないですからね。今はと言えば、冬シリーズから春シリーズへの過渡期の時期なので、そんなにお耳ちゃんは多くないです。子供は4人だけ。代わりに高校生以上の子が4人いるのですが、色々な年代が混ざって一緒になってトランプをしている光景は微笑ましい限りです。






























で、実は先週仕事で那覇に行っておりました!琉球大学の清水教授と一緒にお仕事をする機会があったので。仕事とはいえ雪のない世界は幸せでしたよ。そめいよしのではないものの、桜はすでに散りかけておりました。私の行くタイミングに合わせて研究会も開いてくれたので、これまであまりお話ししたことがなかった沖縄の先生たちとも色々話ができて楽しかったですよ。

琉球大学
やちむん通りで見つけたシーサー

国際通りの夕景


琉球大学は那覇市内からちょっと離れていることもあり、空港からレンタカーを借りて移動しました。従って時間を見つけては国際通りの散歩、ちょっとドライブ、そうきそば、パンケーキと・・・結局観光ばっかしてるじゃね~か、なんて言わないでくださいね。4日間も滞在したのであくまで仕事の隙間に行っただけですから。

     





 

 


そして22度の世界から戻って千歳空港がなんと-11度!33度の温度差は体に、というより精神的にダメージが。でもぼやいてなんていられません。4日も空けてしまったので患者たちが首を長~くして?待ってましたからね。あっという間に現実の世界に引き戻されましたよ。







く

2018年1月5日金曜日

明けましておめでとうございます


本年も宜しくお願いいたします。お正月はいかがでしたか?皆様はゆっくり過ごせたでしょうか?今年もたくさんの年賀状をいただきましたが、お返事を返せる余力がないので、恐縮ですがこの場を借りてお礼申し上げます。今年は早速昨日が手術始めで、軟骨移植と耳介挙上の2件を行いました。早々からハイペースで頑張っております。

 

ここでテレビの告知を一つ。耳の患者ではないのですが、私の患者のつむぎちゃんという7歳の子が今年1月10日のTBSのJNNニュースのam11時半~45分頃に、2分半ですが、取り上げられるそうです。アペール症候群と言って、頭蓋骨早期癒合症(頭蓋骨の縫合線が早くに癒合し、頭蓋容積が拡がらなくなるため、脳圧が亢進してしまう疾患です。生後早期に頭の骨を切って骨を大きく移動する手術が必要です)、口蓋裂、両手両足の合指症(全ての指が癒合してしまっているため、指間を作って、骨の変形を修正する手術が必要です)など多岐に渡る問題を解決するため、これまで9回の手術(頭蓋骨の手術以外は私が主治医として治療しています)を受けてきました。昨年こちらの地元のHBCテレビで取り上げられたので、入院中の方や、北海道の方は、ああ!と思うかもしれません。

本人にスポットを当てた内容なので、私自身は出ないか、もし出ても一瞬というものではありますが、機能的にも種々の支障を抱えた先天性疾患でありながら、元気になったり落ち込んだりしながらも、逞しく治療を乗り越えていく様子が魅力的ですので(私は編集内容は観てませんのであくまで推測ですが・・・)、お時間が取れる方はご覧いただければと思います。


昨年末にインパクトある写真を掲載してしまったので、今回載せる良い写真がない!ということで、昨年学生への教室説明会案内用に、うちの先生がいつの間にか適当に作って貼ってあったポスター写真を。この写真って、たぶん飲み会で酔っ払って調子こいて騒いでいるところだと思うのですが。
このポスター、ちょうどつむぎちゃんが入院中に病院に貼ってあったのをたまたま発見して、絶対欲しいと頼まれたので、やむを得ずあげたところ、病室の壁にずっと貼ってあって、それを目にした人がくすっと笑いながら通り過ぎるという何とも都合の悪い代物でした。


何か私の扱いって雑ですよね~・・・
一応教授なんですけどね~・・・

2017年12月30日土曜日

追加の一枚


とっておきのサービスショット!

結局はただの酔っぱらいおじさんでした。





   では改めまして良いお年を!

2017年12月29日金曜日

それでは良いお年を!


遅ればせながら、今年も病棟クリスマスやりました。耳っこ医大生も今もう2年生で、ちゃんとこの時も去年に続き、手伝いに来てくれましたよ。今年の冬シリーズは割と静かな子が多く、例年の盛り上がりと比べると地味な感じではありましたが、それでも病室にサンタが訪れると嬉しそうにしていました。クリスマスや正月を病院で過ごすのは決して嬉しいことではないでしょうし、本人なりに自分の気持ちを調整して頑張っているのですから、我々もその気持ちに応えるべく頑張らないと!ですね。


恒例のサンタです
183cmと185cmのジャンボコンビに挟まれてひどい凸凹状態です
 

今年のイヴは翌日五稜郭病院で手術のため函館に宿泊
せっかくなのでレンガ倉庫に出現する巨大ツリーを
見に行きましたが、雨模様で寒くて早々に引き上げました



そして昨日は今年の手術納めでした。各科で教室で打ち上げが行われていて、しばしば他の科からも乱入があったりして、なかなかの盛り上がりをみせます。我々が心臓血管外科を襲撃した時のあちらの教授とのツーショット写真がこれです。

前にこの二人で入試の面接官をやったことがあるのですが、当たった学生はビビったでしょうね~・・・
怖がらせたらいけないと満面の笑みで迎えたのですが、その方が余計迫力あったかもと反省してます


 

とりあえず今年も大きなトラブルなく何とか乗り切れそうです。ちなみに今年の小耳症関係の手術件数は186件でした。毎年の手術の増加傾向はとどまるところを知らない感じですが、私も体調管理に気を付けて、とことんお付き合いさせていただきたいと思っております。

 

それでは良いお年を!

 

2017年11月7日火曜日

日本耳介再建研究会始動!

うちの秘書さんが作ってくれた入魂のポスター!
素人が作ったとは思えない出来栄えですよね
ちなみにこのHPも耳介再建研究会のHPもほぼ秘書さんが作ってます

今年に入って一念発起、ついに日本耳介再建研究会を立ち上げました。英語記載ではJapan Society for Auricular Reconstruction (JSAR)・・・ちょっと格好いいでしょ!

通常の学会は、勢力争い的な政治的な色が強く、発表や質疑応答もよそ行きの内容になってしまい、本当に我々がやりたい、聞きたい、という演題って少ないんですよね。どちらかというと、我々はこのようにやったら成功しました!こんなすごい結果出してます!という感じの自慢大会になってしまう傾向が強いのですよ。それに、シンポジウム・・・一般の演題よりも時間を取って特定のテーマについて、経験豊かな演者たちに発表、討論してもらう趣旨の学会の目玉のセッションです・・・なんかも、実力で選ばれるというよりは、政治的に力のある施設に割り振られますしね。正直なところ、たいした経験もなく、底が浅く、聞く価値なし!と思う発表もしばしば。私も今でこそ耳のセッションではほぼ声がかかる状態になりましたが、10年前までは、殆ど声かからなかったんですよ。その頃にはとっくにライバル不在状態になっていたんですけどね~!

でも、本当に我々がしたいのは、失敗した症例、トラブルを起こした症例、これどうやって治療したらいいのか相談したい症例!とか、そういう内容を、ぶっちゃけトークできる場なのです。そこで、一切の政治的色合いをなくし、ある意味、四ッ柳塾、的な会として立ち上げたわけです。

そして、先週末の11月2.3日に、ついに札幌医大で第1回の研究会を開催しました。詳細は近々研究会HPも立ち上げてアップしますが、非常に濃密な2日間になりました。今回は私のところに見学に来た医師たちを中心に声を掛けてやったのですが、それでも総勢で30人以上集まりましたよ。初日午後はライブサージャリーと言って、私が手術しているところをカメラで映して別室に中継します。それで、そこに集まっている方たちに説明したり、質問を受けたりするものです。モデルとなる患者にはあらかじめ趣旨を説明してご協力をお願いしましたが、なにせ手術を凝視している大勢のプロの前でへたなことはできないですからね。なかなか緊張しました。そのあとにやった懇親会がまた大盛り上がりでしたよ。

翌日の午前はご存知、人参教室!軟骨の代わりに人参に細工をするモデルサージャリーなのですが、これもみなさん一生懸命やっていて、盛り上がりましたよ。すでに手術の経験ある先生でも、細工の再確認の意味で有効ですし、これからやっていきたいという先生も、イメージトレーニングには良い機会かと思います。完成したら、最後にゴム手袋の中に入れて陰圧を掛けると、皮膚に覆われた耳のイメージができ、より臨場感が沸きます。午後は症例検討会。これはそれこそ困った症例、苦労した症例、どうしたらよいか相談したい症例、を演題として発表し、皆で相談する会。どちらかというと私の意見を聞きたい的な発表ではありましたが、他の先生がどういうところで困っていて、どういう解決策があるかを聞くだけでも相当ためになったのではないかと思います。

出席された先生たちからは、非常に勉強になった、充実した、と意見をいただいたので、第1回としては大成功だったのではないかと思います。私もこれから国内全体の耳の手術のレベルの底上げをしなければいけない立場ですから、一切出し惜しみせず全て見せましたよ。来年からは、もう少し広く告知をして、まだまだ隠れているはずの耳の治療をやっている先生、やりたい先生が気軽に参加できるような会にしていきたいと思っています。HPを立ち上げたら、是非そちらの方も覗いてみてください。今国内でどのようなメンバーが耳に力を入れてやっているのか、またはやって行こうとしているのか、参加者を見るとわかるはずですよ。