2026年5月28日木曜日

韓国の先生が手術の勉強に来札

 
5/11より2週間、ソウル大学のSungumi(ソンミ) Jeon先生が小耳症手術の勉強に来られていました。昨年講演でソウル大に呼んでいただいた折に、種々のマネージメントをしていただいたご縁です。女性で2人目のお子さんを出産してまだ2か月、という状況での来日で(お子さんの面倒は母親にお願いしてきたとのことでしたが)、昨今の働き方改革なんぞものともしない姿勢には脱帽です。会話は英語になるので、たどたどしい英語で、う~ん、あんまりちゃんと伝わってないか~・・・と思いながらも必死で説明をしましたが、彼女の方が優秀な頭脳を生かして、こちらの言いたいことを何となくくみ取って理解してくれているようなので、かなり救われました。

韓国も少子化は深刻で、患者が減っていることに加え、小耳症に関しては、パク先生がかなりご高齢になっていることもあり、核となるような先生不在で、患者も取り合いになっているようです。ソンミ先生も何とか小耳症の患者から信頼を得ていきたいという意欲が強く、非常に熱心に勉強されていました。ものすごい勢いでメモを取っていましたが、今後の韓国における小耳症治療の技術向上に、多少なりとお役に立てれば嬉しく思います。

来週には、海外の患者で、やはり英会話が必要な患者が入院してきます。お父さんも本人も非常に理知的な方で、前に初診でお越しいただいた際は、説明をある程度理解いただいていたようには思いますが、もうしばらく英語が続くと思うとつらいです。

2026年5月2日土曜日

日本医大千葉北総病院 高田先生 & 仙台医療センター 三浦先生

 日本医大から2年間小耳症の勉強をしに来ていた高田明日香先生。この2年間に入院された方は、お世話になった方も多いと思います。そしてこの4月に関東に戻りました。勤務先はちょっと不便かも・・・という感じですが、日本医大千葉北総病院という成田空港手前の病院になります。私のところで手術を受けた方は、困ったときの駆け込み寺として対応してくださることと思います。

この2年間非常に頼もしい私の片腕として働いていただきました。私がこれまで指導させていただいた先生たちの中では技術もセンスもピカ一でしょう。手術の技術に加え、術後の創管理に関してもかなり対応できるようになったと思います。これから経験を積むとかなりの先生になるだろうと期待してます。惜しむらくは、大学人事で今後も異動が時々あるだろうこと、若い女性の先生なので、今後休業期間もあるだろうこと、はやむを得ないことですが、これまで指導してきた先生たちの中で、後継者になってくれたらいいな~と初めて思わせてくれた先生です。

なお、1年前より仙台から来てくれている三浦孝行先生、この春から2年目に入りました。これまでも耳の手術をやってきた先生なので、当然求められるハードルも上がり、私も鬼コーチに徹します。あと1年みっちりトレーニングを積んで仙台に戻ることになると思いますので、東北の方達にとっては頼もしい存在になると思います。一見むっつりした印象の先生ですが、実はかなり楽しいキャラです。

さらに、茨城出身、筑波大卒の耳っ子の高宮先生が初期研修を終えて、この春から、札幌医大で形成外科医になります。形成外科医第2号です。

あ、第1号の松本先生にも触れないとすねるので、一応現在の状況をお知らせしますと、すでに医師5年目、昨年より函館の病院で修行中です。頑張ってます。もう少し形成外科の色々な技術を習得してから、また札幌に戻ってくることになります。

3人揃ったのは昨年限りでしたが、チーム耳のメンバー

このようにちゃくちゃくと医師たちは育っております。私自身も来年は新天地でも頑張らないといけないので当分リタイヤできませんが、頼もしい先生たちが出てきていますので、小耳症治療のレベルは途切れることなく向上していくものと信じております。