前々回の話の続きのようなものでもあるのですが、最近、入院の子供たちに好きな食べ物を聞いても、スイーツにあまり興味がない子が多くて、衝撃を受けています。
誰でもショートケーキ、エクレア、パフェ、苺大福、などなど、目の前に出てくるとテンションが上がるのが常識だと思っていたのですが、今や全然そんな感じじゃないんですよね。
ケーキはそんな食べないんだ!じゃあチョコは?・・・まあ食べるけど。アイスは?・・・あれば食べる。焼肉は?・・・あんまり食べに行かない。って感じで。食にそこまでこだわり?執着?がないってことでしょうか。ミカンゼリー以外の食べ物は全部嫌いって子もいましたし。
我々が小さい時はケーキなんて誕生日とかクリスマスとかのビッグイベントでしか口にする機会がなかったので(しかも私は1/2生まれなので、当時は誕生日にケーキ屋なんて開いてなかったですし)、ケーキって言われただけでよだれ出ます。子供の頃、家に来たお客さんがシュークリームなんて手土産に持ってきたら帰るのを今か今かとずっとドアの隙間から覗いてましたよ。朝のおめざにカステラだのケーキだのバナナボードだのおはぎだのあれば、いくら眠たくてもそれだけで頑張って起きられます!
しかし、時代変わって、今時コンビニに行けばいつでもケーキが置いてありますからね!生まれた時からいつでも食べられる環境だと、そんなに特別視することもなくなるんでしょうかね?食の好みは親の食生活が大きく影響するものなので、ということは親ももうすでにケーキでテンション上がる世代ではなくなっているということなんでしょうか。なんでも簡単に手に入ることが幸せなのか、不幸なのか、がつがつしているからこそ欲しいものが手に入ったときの喜びが大きいわけですから。う~ん、なんか人生の半分位損してますよ。まあ生クリームなんて脂質の塊ですから、一杯食べていたら成人病まっしぐらではあるので一日1個までで我慢ですね!
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