2021年10月26日火曜日

飽食で草食で少子化

昨今の少子化問題は、といきなり大きなテーマで始めてしまいましたが、先日古くからの友人と語り合った話で、まあ酒の席でのたわいのない話レベルなので、いちいち目くじらを立てないで読み流していただければ・・・

我々の世代は小さい頃、高度成長期の真っただ中ではありましたが、飢餓状態とまではいかないまでも、そんなに何でも与えられるほど裕福な時代ではなく、いつもがつがつしていたように思うのです。そういう時代には、いわゆる草食系の人なんてほんの一握りで、殆どが肉食系だったと思います。そして、その勢いは、食欲だけに留まらず、物欲、出世欲、性欲・・・などなど、何にでもがつがつがしていたような。

一方現在は何でも不自由なく欲しいものが手に入ります。そうなると人間としての活力が落ち、食欲以外の欲もあまり湧かなくなる、ということではないかと思っています。少子化も、勿論生活への不安等も関係するのかもしれませんが、それは言い訳的な理由のように思います。逆に飢餓状態、不自由状態の時ほど、子供が多く生まれているのが現実!例えば戦時中の大変な中で、子供が生まれなかったかと言うと、全くそんなことはないわけで。また、これはあくまで予想ですが、このコロナ禍で大変な状況ですが、恐らく出生数は増えるのではないかと思っています。となると、少子化対策とは、すなわち飢餓状態になり、欲しいものが手に入らない不自由な時代になることなのかもしれません。まああえてそんな時代に戻りたいとは思いませんが、何かが良くなると何かが悪くなるということで、飽食→草食→少子化という図式を生んでいるのかもしれません。

北海道はもう晩秋です。紅葉もそろそろ終わりです。


今年最後の紅葉かな・・・


紅葉はやはり赤が映えますね

散歩途中で・・・
北海道にはツバメはあまりいないのですが
スズメもたまにはこんな可愛い姿を見せてくれます






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