2016年12月14日水曜日

術後の受診について


術後の診察について、大体各手術の退院後に、それぞれ1, 2回の受診をお願いしています。それと同時にその後の長期での受診についてのお願いもしてはいるのですが、経過で特に気になることがないと遠方でもあり、ついつい億劫、または忘れがちになっている方たちもいらっしゃるようなので・・・ご自身の耳ですから、あくまで自己責任ですし、私から連絡して受診を勧めるようなことはしませんが、可能な範囲でお願いできればと思います。

 

小学6年生までに2回の手術を終えた方たちの場合、中学1年、中学2年、高校1年、大学1年、それ以降で一度最終の受診、という感じで5回位経過を診せていただけるのがベストです。

 

理由としては、形成した耳介にはワイヤーが入っていますので、時間の経過とともに、皮膚が薄くなったり軟骨が多少痩せたりすることにより、ワイヤー露出の可能性があります。上記くらいの間隔で定期的に受診いただければ、耳介のメインテナンス、および予防的に露出しそうなワイヤーがあるようであれば、その抜去(外来で短時間で簡単にできます)をすることで、その後のリスクの予防が行えます。また、長期での耳の変化を確認させていただき、フィードバックさせていただくことは、何より今後の治療の向上のためにも重要なことなので、問題ないと思っても(実際問題がなければ診察はすぐ終わってしまうのですが)、そうおっしゃらずにお越しいただけますよう・・・


奈良の学会の様子
左から向かって私、パク先生、知らない女性、今井学会長

先週の大雪のあとの私の車
一夜にして60cm近い積雪でした


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